2022年3月31日木曜日

3回目のTNR実施

 春のTNR

捕獲器に入った野良猫
捕獲器に入った野良猫(雌)


12月に9匹、2月に2匹、そして今回3月に2匹で12匹目、13匹目の野良猫のTNR

「Trap(トラップ): 捕獲、Neuter(ニューター): 不妊手術、Return(リターン): 猫を元の場所に戻す」活動を実施しました。


今回も不妊去勢手術は、


さくらねこTNR無料不妊手術一般枠チケット


を2枚使用して、野良猫2匹の不妊手術を一度に無料で無事終えることが出来ました。


どうぶつ基金さんのおかげです。


片耳をV字形に小さくカットした「さくらねこ」として生きていきます。



今回のTNRへ、まずは動物病院さんへ連絡


3回目は、今までと比べてとても期日がギリギリのTNRとなりました。

これは、3月第一週目の週末に、新型コロナウイルス感染症のワクチン3回目の接種があったので、その前後は体調優先で、念のため何も予定を入れないようにしたからです。

2週間ほどTNR活動は休止としました。

ワクチンのほうは、3回目が最も注射を打ったと感じる打ち方で強め。

午前中に打ち、当日は全く体調には変化が無く、夕方に少し打った辺りがちょっと筋肉痛かな?の感じで終わり。

次の日は、少しだるいかな?花粉のせいかな?と感じた程度で目立った副反応はありませんでした。



前回は、野良猫を1匹捕獲してから手術日まで間がかなりあったので、今回は間が無いようにと思い、月の3週目に動物病院に手術の空き状況について電話で問い合わせをしてみました。

すると、やはり

「手術日の空きがありません」

とのお答えが…。


またまた考えが甘かった。人気の動物病院さんなので、月初めにでも予約を入れるべきところを、なんとなく後回しにしてしまった結果です。


しかし、手術日について調整をしてもらえるようなので、病院側からの電話を待つことになりました。


閉院時間近くになって、電話の着信が。

「31日なら手術をやれます」

と。良かったです。こちらのために何とか空けていただけました。一安心で、感謝この上なく。



野良猫の捕獲へ


手術日まで5日に迫って、いよいよ捕獲器による捕獲開始です。

雌猫で未捕獲はおそらく1匹だけ。多産経験の白黒猫。この猫ちゃんは、早くにTNRを実施しないと手遅れになりますが、警戒心がとても強いので、難しいのが目に見えていました。

あとは雄猫3匹ないしは4匹。繁殖期のせいか、新たな雄猫が最近になって近所をうろついているという情報を得ました。

目撃情報によると体が大きくて、なんだか子豚のようだとも。

それは捕獲が大変かも。捕獲器はLサイズだけど猫だから入るでしょう。


捕獲器設置1日目

19時頃に野良猫の捕獲器を設置するも、扉の開閉テストの音に驚いて野良猫達は寄ってこず。さくらねこも。

失敗…。


しかし、01時前に捕獲器の扉が閉まった音がして、騒がしい音が。

見に行くと、捕獲器の中にいたのは「さくらねこ」。

こちらに怯えることなく、捕獲器の出口を開けるとトコトコと出ていきました。


そして捕獲器を再設置。


捕獲器設置2日目

朝、捕獲器に入った気配がなく。

そして出勤。

09時前に家人から「耳カットをしていない野良猫が入った」とラインが。


なんと、一番の目標であった多産の雌猫でした。これで一安心。


夜、帰宅してから、手術日までの仮の飼育施設に慎重に移して、結束バンドで出入口が開かないように強化。

前夜は寝不足なので、今夜は捕獲器の設置は無しで。


捕獲器設置3日目

捕獲は家人に任せてこちらは出勤。

するとまた09時前に「野良猫が入った」とのラインが。

大きい雄の野良猫。

これでチケット分の2匹が確保出来て安心。


前日

動物病院に雌1匹(頭)、雄1匹(頭)の手術をお願いする再確認の電話を入れて明日に備えました。

ノミ・ダニ駆除の薬の滴下は済んでいます。


動物病院へ


手術日、開院時間とともに2匹を預けて帰宅し、仕事に向かいました。



さくらねこ」では、


「ノミ駆除、コンベニア、ワクチンが必須で別途自己負担の病院があります。病院にご確認ください。」


とあります。


1回目と同様に「長期持続型抗生剤の接種」と「鎮痛剤の処方」をお願いして、この費用を自己負担します。2匹分で約4.500円(雌猫の皮下縫合料金込み)です。


捕獲が3月下旬になったため、雌猫はやはり妊娠していました。

残念ですけれど堕胎に。

動物病院さんからペット霊園での水子供養をお願いいたしました。


仕事が終わってから夜、2匹を引き取りに。


遅めの時間の引き取り、お忙しい中、色々と丁寧にしていただいて動物病院さんにまたまたまた感謝です。


手術後の野良猫、今夜は安静に。


Return(リターン)、 猫を元の場所に戻すのは手術後の経過観察をして、翌日以降となります。

妊娠していた猫は、開腹手術の範囲が大きいため、何日かしてからリターンすることにしました。


リターン

住処は、雑木林か空家か資材置き場か。


今回のTNR活動報告をこのあと「さくらねこ無料不妊手術チケット発行 TNR動物基金マイページ」から行います。


今回の分は旧マイページから申請しているので、そちらのページから報告をします。


次回は4月分のチケット2枚を申請済みで、すでに発行されています。

4月分からは、チケットを発行枚数分、自らカラー印刷することになっていますので、それを済ませてあります。



以下公益財団法人 動物基金さんのホームページから。



「さくらねこ無料不妊手術事業は、飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政や、ボランティアさんを支援する事業です。」



次回、TNRでの捕獲は、警戒心と出現頻度が低いことから、ますます難しくなりそう。


管理者:NORA33

再びのTNRを予定します

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